大きくなるまでにすることチェック

大きくなるまでにすることチェック

生後6~7ヵ月齢頃によくみられる「ドッグフードをあまり食べなくなった」

犬は生後6~7ヵ月齢くらいになると、食べる量が少なくなることがあります。「ドッグフードに飽きちゃったのかな?」と思うかもしれませんが、これは子犬が成長するスピードの変化と関連のある現象だと考えられています。

子犬の成長速度には、前期の「急速な成長期」と後期の「ゆるやかな成長期」の2つの段階があります。
生まれてからしばらくは急速に成長するため、ドッグフードをたくさん食べます。そのあと生後6ヵ月齢を過ぎたあたりからは成長がゆるやかになるので、必要とするエネルギー(カロリー)量が減り、その分食べる量も緩やかになる、というわけなのです。
ドッグフードをあまり食べなくなる現象は、犬がちゃんと成長している印ともいえます。食欲以外に気になる症状や異変はないかをよくチェックして、特に病気の疑いがなければ様子を見てみましょう。

犬が大きくなるまで

2ヵ月齢

9週齢 2回目のワクチン接種

<することチェック>

2回目のワクチン接種をしましょう

お家の中のことにならしていきましょう

まずは、掃除機やインターホンの音、グルーミングなど生活の基本となる事から、ならすことをはじめてください。

トイレのしつけを開始しましょう

10週齢 食事回数を1日3回に

<することチェック>

食事の回数を1日3回程度に減らすことができます

首輪とリードにならしましょう

指示語トレーニングをはじめましょう

「おすわり」「おいで」などのトレーニングを遊びの延長として楽しみながらはじめてみてください。

11-12週齢 小型犬は体重の増加がゆっくりに

<することチェック>

外の世界にならしていきましょう

窓の外を見せたり、音を聞かせたりして、外の世界にならしていきましょう。いきなり外に出ると犬がびっくりするので、少しずつゆっくりはじめましょう。

抱っこするか、キャリーバックに入れて外出してみましょう

ワクチン接種から1週間程度たったら、外に連れ出しても良いです。まずは静かな場所へ、徐々に人や車の多い場所へ連れていきましょう。ただし地面には下ろさないようにしてください。

3ヵ月齢

13週齢頃 永久歯が生え始め、男の子は女の子に興味を持ち始める

<することチェック>

3回目のワクチン接種

狂犬病予防注射

狂犬病の予防注射をしたら、注射済証明書をもらって保健所に届け、注射済票をもらいましょう。(1年に1回)

保健所に飼育登録をし、鑑札をもらいましょう(一生に一度)

  • 各自治体に問い合せましょう。
  • 生後90日以上の犬には狂犬病ワクチン接種と飼育登録が義務づけられています。

16週齢頃 お散歩にいけるようになる

<することチェック>

お散歩をはじめましょう

初めてのお散歩は家の周りを一周する程度に。犬が楽しんでいるうちに切り上げるのがコツです。犬がある程度なれてきたら、おやつなどで誘導しながら、オーナーの横について歩くことや、オーナーの指示に従って行動することを教えましょう。

噛みぐせ対策をはじめましょう

噛まれた場合は、噛まれた部分を隠し、何も言わず、目線も合わせずにそっぽを向いてください。またはサークルなどに入れ、鳴いても出さずに静かになってから出しましょう。甘噛みの対策は家族全員が同じ対処法をとること。噛みたい欲求は犬用のおもちゃで。

吠えぐせ対策をはじめましょう

生後5-6ヵ月になるとインターホン=来客と考え吠えだす場合が多いので、インターホンが鳴ったら、おやつを与えることを繰り返してください。その音は警戒するものではなく、おやつを貰えるいい音とインプットさせましょう。

5ヵ月齢

24週齢 体重が成犬時の50%以上に

<することチェック>

食事の回数を1日2回程度に減らすことができます

8-9ヵ月齢

男の子は交配可能に、女の子は小型犬ほど早く初めてのシーズンに
超小型犬は成犬に(9ヵ月齢から)

<することチェック>

シーズンを迎える準備をしましょう

男の子は交配可能になります。女の子は小型犬ほど早くシーズンを迎えます。

10ヵ月齢

歯の根の部分がしっかりできる

<することチェック>

10ヵ月齢まではかたすぎる食べ物やおもちゃは避けましょう

歯の根がしっかり出来上がる時期になります。状態を見ながら、色々なごはんやおもちゃを与えてください。

12ヵ月齢

小型犬~中型犬は成犬に

<することチェック>

12ヵ月齢に定期検診しましょう

15ヵ月齢

大型犬は成犬になる

18ヵ月齢

超大型犬は成犬になる